kiizankiizanのバリューが新しくなりました!



こんにちは、kiizankiizan(キーザンキーザン)の井上です。

このたびkiizankiizanのバリューが新しくなりました。今回の記事では「なぜバリューを変えるのか?」「バリューを変えることで何を変えたいのか?」について書きます。


バリューを変えるとき

バリューを考え直すのは、「目的地」までの「現在地」が変わったときだと考えています。

バリューは行動指針なので、「目的地」に向かうプロセスにあったバリューが必要になってくる。

そのために「現在地」から「目的地」までの道のりで、行動を変える必要があるなら、バリューを変えた方が良い。


僕らは洋服のサブスクリプションサービス「leeap」のリニューアル準備をしていて、いよいよ完成が見えてきた。

サービスを運用して見えてきた課題から、みんなで何度も話し合って、リニューアルの要件を決定し、リニューアルの完成が見えてきた。日々の行動の多くが、以前のバリューと合致しないことが増えてきたので、今回バリューの変更をすることにしました。


今まで僕たちが何に力を割いてきたか

サービスの大事な部分を見定める時期には、

・お客さんの本当の課題とは?

・洋服の悩みってなんだろう?

・洋服のサブスクでお客さんが求めていることはなんだろう?


といった「お客さんの課題」を深堀りし、話し合うことが重要だった。

しかし、チームで話し合う重要性を理解しても、チームが話し合うための土台がなかった。


チームのメンバー同士で話し合うために必要な仕組みや話し合う文化ができておらず、メンバーのコミュニケーション不全を起こすことが多かった。


気軽な雑談よりも、形式ばった会議をすることが多かった。

直感や感性で話し合いが始まるよりも、論理や整合性が優先されていたように思う。


今までのバリューは話し合うバリュー

以前のバリューでは「話し合うこと」に焦点を当てていた(「よくなることは何でも言おう」「リスペクトをもって接しよう」)

このバリューは社内のコミュニケーションにおいて作用していたと思う。


みんなが何でもいいたいことを言える、話し合える文化になった。

例えば「お客さんの悩みって、一度無くなったら、もう悩みは生まれないんですかね?」「お客さんがおしゃれをする一番の目的はなんなんですかね?」といった答えのない問いが多く生まれた。


答えのない問いは、サービスの大事な部分を見定める時期に多く必要とされる。

そのために話し合うためのバリューを作り、運用し、メンバーのコミュニケーションが促進されていた。

でも、いま僕らはサービスの上流をみんなが理解している。これからはリニューアルをして、お客さんファーストで考えるのは維持するが、同時に新しい課題に対する機能を早く小さく試し実証する必要がある。


旅行で例えると、今までは「どこに向かう?」を考え話すのが大事だったが、行き先が決まったら、「どう向かう?」かを話し合って、早く実行することが大事になるのと同じだ。


もちろん「目的地に近づいているかどうか」はメンバー同士で話し合うことは必要だが、それと同時に「目的地に到達するためのスピード」の意識も大事になってきた。


僕らの「現在地」の変更から、バリューを変更することにした。



そうとはいっても、バリューの変更は僕だけの思いだけでは動けない。

みんなの行動指針となるためには、みんながバリューの変更に納得し、バリューを使う必然性を持てるかは大事だ。


アップデートする理由を共有する。

もうひとつ、バリューの変更が必要だと思った理由がある。

僕が開発メンバーとの雑談で「最近、困っていることはない?」と聞いたら、メンバー間で「具体的にどう実装するか?」の話をするときに、意見がぶつかることがあると聞いた。


これは機能実装で何を優先するかであり、「スピード」「品質」「セキュリティ」のどれをどれぐらい高めるかという、答えが出にくい話である。


そして答えを出すには、目的の正確な理解が必要だ。

お客さんにとって、何が必要な機能かを明確にする必要がある。


こういった課題が聞けたのは、バリュー変更にはとってもチャンスである。

フランス哲学者ドゥルーズは「人が何かを学ぶには、強いショックが必要」と言い、教育学のジャック・メジローは「変容的学習プロセスにおいて、成人の学びは 混乱 が必要」といった。

現場での混乱を通じて、みんなでバリューを考えることで、バリューを使うきっかけになるのではないかと思った。


そこでバリューの叩き台を考える前に、社内でバリューのアンケートを取り、現在のバリューで僕が見落としている課題がないか、混乱がないかを確認した。


今のバリューはどうですか?アンケート


社内メンバーにバリューのアンケートを取ってみた。

・今のバリューはどうか?

・どのバリューが重要か

・どのバリューをあまり意識していないか?

・それはなぜか?

について聞きました。






アンケートをまとめると、

・今のバリューは好きだけど、使いにくい部分がある(特にこれからチーム力を強化するので、チームで使えるバリューにしたい)

・各バリューをお客さんファーストに紐付けたい

・いくつかのバリューを具体的な仕事に落とし込みにくい!


アンケートを受けて課題と混乱の解像度が高まったので、お客さんファーストで検証し、話し合うチームにするためのバリューに変えることにして、できるだけ具体的で実際的に使えるようなバリューになるようにした。


新しいバリュー

パートナー課題からかんがえよう。

わたしたちkiizankiizanのミッションから逆算して、一番大事なことはここだなと思い、これを頭にはじめました。パートナーの課題を深く理解して、常にパートナー課題から考える組織を目指したい。


大事なことは何度でもはなしあおう。

kiizankiizanでは会社の方向性や上流について腹落ちが出来ていない場合は、何でも話しあいます。ここがブレていると、機能実装の施策もブレます。

あと大事なことで、主語は自分です。自分が大事だと思ったなら何度も話し合います。


早く、小さく、はじめよう。

これが先程の課題感を解決するためのバリューです。

大きなIssueを小さなIssueに切り分けて、大事な問題から順番に、早く、小さく試すためにバリューに入れました。

kiizanイズムとして、とりあえずやってみて、あとあと会議で振り返るというのをよくやるので、それらを含めて失敗を気にせず、まずはやってみて、最速で実装してみて、検証を通じ、精度をあげていこうとして、バリューを入れました。


たのしもう。

個人的な思いから入れたバリューです。

せっかくスタートアップでサービスを作ってて、カッコいい組織、チームにしたいと思ってて、楽しくなかったら嫌だなあと思い、バリューに入れました。

企画会議でも打ち合わせでも、自分もまわりもみんなが楽しめるような配慮や仕掛けをするようなチームにしたいです。いまアクティブなスタッフが何人か居るので、その人達がファーストペンギンになってくれているので、それをみんなで後押ししたいと思って、このバリューを設計しました。


新バリューの浸透について

では新バリューをどう浸透させるのか?それは浸透のために使い倒すしかない!

どう使いこなしたのかを説明しようと思ったが、なんと先週に引っ越しすることが決まり、折角の機会だったので、引っ越しとバリューを絡めて、いろいろなバリュー浸透を進めた系譜を残したい。


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